枚方市の人口推移と子育て支援策について | 大浜ようすけ – 大阪維新の会 枚方市議会議員
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枚方市の人口推移と子育て支援策について

人口減少についてはどの市町村においても避けて通ることのできないテーマです。

私が子育て世帯の転入促進や、子育て対策に重点を置く理由もここが根本にあります。

先日のブログで枚方市は子どもの転入超過で令和4年は大阪府下1位という内容をお届けしました。

ただ全体の人口についてはどうしても自然減は避けられません。

枚方市人口推計調査(令和2年実施)を参考にしてみると2043年には枚方市の人口は32万人を切ると推計されています。

※枚方市 人口推計調査報告書より抜粋

https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000027/27675/jinkousuikeityousahoukokusyo.pdf

また年間の出生数については下記の通りです(維新プレス号外号 第2弾より)

ざっくりいうと20年前と比較をすると年間出生数は6割になっているのがわかります。

とは言え、前述のブログの通り子育て世帯には選ばれるまちになりつつあります。

これをチャンスと捉え、枚方市の方向性を明確に打ち出すべきだと考えます。

多くの人が枚方を選び定住いただくことは重要です。

ただその中でもターゲットを明確にしていく必要があります。

その際恐らくポイントになるのは【子育て(の可能性のある)世帯】となります。

もっと言うと<共働き世帯>を中心とした子育て世帯であると考えます。

※他の世帯を蔑ろにすると言う意味ではなく、より最大公約数を大きくするためのターゲティングだと考えください。

https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000030/30134/zentai_kodomokeikaku.pdf

※第二期枚方市子ども・子育て支援計画より参照

上記は市の調査による子育てに関する悩みについての抜粋です。

これをみると上位2つは【時間】と【お金】に関する悩みが多いことがわかります。

直近の子育て世帯の増加などからも子育てに関する予算の優先度を上げていく必要もご理解いただけると思いますが、その際に大切になってくるのは経済的支援は勿論ですが、時間のサポートです。

■現在の枚方市の子育てのサポートの一例

https://www.city.hirakata.osaka.jp/kosodate/0000046121.html

https://www.city.hirakata.osaka.jp/kosodate/0000011167.html

https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000045/45006/220324-2.pdf

上記は一例ですが、こうした取り組みなどが子育て世帯の時間の悩みのサポートとなっています。

一方課題として私が感じることとしては

1.使用するまでのハードルの高さ

→ルールや登録までのハードルが高かったりどこを見れば良いかがわかりづらい。

2.使用までの心的ハードルの高さ

→子育ては苦労するのが当たりまえ。という社会の空気感を変え、社会全体で子育てをサポートする。

 どのようなご家庭でも安心して利用がしやすい社会にしていくこと。

などがあります。

また個人的には保育園への手ぶら登園の実現やICT活用の積極推進などを行い、枚方市が次世代の人たちに選んでいただけるように改革を進めていきたいと考えます。

次回ブログにて保育園のICT活用の現場の状況などについても報告させていただければと思います。

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