幼児療育園跡地ってどうなっているの? | 大浜ようすけ – 大阪維新の会 枚方市議会議員
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幼児療育園跡地ってどうなっているの?

    幼児療育園跡地の状況について

    2019年に廃園され、その後跡地活用について議論が進められてきている幼児療育園跡地についてですが、いよいよ更地になりました。
    その後結局どうなるの?というご質問をいただくことも多く、少し整理をするためにもブログにも残しておきます。
    現在の跡地状況について(2025.04.11撮影)

    完全に更地になっています。
    大阪・関西万博も見据え、枚方市駅~枚方宿地域~枚方公園駅~淀川河川エリア一帯の活性化拠点とする計画としてこの療育園跡地を想定されてきていました。

    これまでの経緯

    既存建物のリノベーション案も検討されましたが、建物の老朽化(築50年以上)や維持管理コスト、安全性の問題から、市による解体を決定。(サウンディング調査なども踏まえ)
    2024年夏に事業者公募(プロポーザル)を実施しましたが、応募はゼロ。理由として「人通りが少なく収益性が低い」「建築費負担が重い」などが挙げられました。

    今後の方針

    事業の方向性は変えず、「歴史的な町並みの保全・修景」「民設民営による賑わい創出」を目指すこと自体には変更はありませんが、事業者が現れない現状を踏まえ、当面は「賑わい創出広場」として暫定活用し、地域のイベントや社会実験などで活用しながら、将来的な事業者参入の機運を高めていく方針が示されています。(敷地面積は約700㎡)

    このスケジュールを見ると令和8年度中には供用開始となりますのでおおよそ2年程度かかる見込みです。どうしても7年度の測量や設計を通じて予算も見えてくるということもあり年度をまたぐ形になっていますが少しでもスピード感をもって動けるように私も注視していきます。

    大浜の考え

    個人的には今の方針そのものについては決して否定はしないですが、どうしても点で賑わい創出を考えると限界があるように感じています。同時進行で進んでいく、淀川河川敷エリアのかわまちづくり計画や同河川敷エリア(三矢方面)にできるスケボーパークなど人が集まる仕掛けと連動はさせていきたいところ(それぞれまた別途発信しますが)。

    加えて、例えば無理に飲食や宿泊などの観光業特化型にするのではなく、就業と飲食・観光などがセットになるような施設などもありなのではないかと思います。
    他市では蒸留所や食品加工所と飲食ができるような設備が一体化しているものがあったりそういった人を呼び込むことがメインではなく、そこも価値を生むような考え方もありなのかもしれません。
    淀川エリアはサイクリストが多く行き交うエリアになってきておりますし、場所としても枚方市駅からも徒歩圏内と立地としては面白みがあるところです。
    いわゆる休日に訪れる観光地としての側面だけでなく、日常生活にも溶け込み人が集う場所という考えをもって私も提言をしていきたいと思います。

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