3月議会開会~初日は市長の市政運営方針~
2024年度3月定例月議会が2月25日(火)より開会しました。
3月議会は市長による市政運営方針に始まり、それを受けての各会派からの代表質問、そして予算特別委員会とスケジュールは詰まっています。
初日でもある昨日は伏見市長の市政運営方針が発表されました。
令和7年度市政運営方針
市政運営方針全文はこちら
大筋としては昨年に引き続き、【枚方の未来を拓く2つの最重点施策と枚方をさらに前に進める5つの基本目標】という伏見市長が進めてこられている施策の前進。という流れです。
2つの最重要施策とは
<子育て世帯をターゲットにした施策のさらなる拡充>
<枚方市駅周辺再整備事業の一層の推進>
ですが、子育て世帯をターゲットにした施策として、
▶子育て環境:5歳児検診の新設、東部エリアの私立保育園の臨時保育室、公立保育所のお昼寝用布団リースの導入、留守家庭児童会室の土曜日開室・長期休業期の昼食提供サービス、(仮称)子ども未来館の設置
▶教育の充実:課題解決型学習(PBL)の推進、教職員のワークライフバランスの推進、中学校の全員給食に向けた給食施設の整備と運営事業者選定、子ども自らの校則等の見直し、(仮称)枚方市の支援教育の在り方についての策定、不登校児童・生徒への対策強化、居場所づくり、いじめの未然防止と早期発見に向けた体制強化、学校施設のZEB化
などがあがります。
また、枚方市駅周辺再整備事業の一層の推進では
▶枚方市駅周辺再整備事業の推進:枚方市駅の北口駅前広場の拡張整備事業、同駅北口周辺の路上喫煙禁止区域を拡大、分煙の徹底、新庁舎整備基本計画の策定、2街区の市街地再開発事業の事業化に向けた調査検討
など全体網羅的に発表がありました。
※上記各リンクは私の過去のブログですが、私が議会で扱ったことなども含みます。
5つの基本目標としては
▶安全で、利便性の高いまち:防災、インフラ、空き家対策、交通などに関する内容
▶健やかに、生きがいを持って暮らせるまち:健康、福祉、多文化共生などに関する内容
▶一人ひとりの成長を支え、豊かな心を育むまち:スポーツ、文化、芸術などに関する内容
▶地域資源を生かし、人々が集い活力がみなぎるまち:万博、産業促進、ふるさと納税、地域、観光などに関する内容
▶自然と共生し、美しい環境を守り育てるまち:環境、エネルギー、ごみ処理などに関する内容
とというそれぞれの項目に関する施策の方針
最後に<施策を推進するための基盤となる取り組み>として
第4次枚方市男女共同参画計画の策定などをはじめとした本市の人権尊重の視点などに関する根本的な考え方に加えて、
・定住促進や人口誘導に向けてのプロモーション
・行財政改革プラン2024に掲げる個別の取り組みの推進
・公共施設マネジメントの推進
・市立ひらかた病院の経営強化プランの見直し
・水道事業、下水道事業の経営の健全化と経営基盤の強化に向けた取り組み
・スマート自治体への転換
・窓口ワンストップの検討の推進
・職員のエンゲージメントの状況把握、能力を最大限に発揮できる環境整備
など幅広い内容について説明がなされました。
どれも重要な施策だとは思っていますが、その根幹を支えるためにも行財政改革を今まで以上に行うことや中長期的に持続可能な成長をするためにも特に現役世代、将来世代に選ばれるまちづくりにつながる施策はしっかりと投資という観点で積極的に進めていくべきだと思います。
また、3月には予算特別委員会が開かれ、私も委員に選ばれていますのでしっかりと審議をしてまいります。