枚方市内の中学校体育館に空調設備が設置 | 大浜ようすけ – 大阪維新の会 枚方市議会議員
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枚方市内の中学校体育館に空調設備が設置

先日枚方市立蹉跎中学校にて体育館空調設備設置の見学会に参加しました。
子どもたちの熱中症対策及び避難所の環境改善を目的として全市立小中学校の体育館への空調設備を設置することとなり今回その第一号として蹉跎中学校への設置が完了したものです。(令和6年度中に禁野小学校を除く対象校への設置完了を目指しています

尚、なぜ中学校から?(避難所は各小学校)
また蹉跎中学校がモデル校なのはどうして?

という疑問もあるかと思います。

今回の主たる目的には子どもたちの熱中症対策があります。特に部活動などで体育館の使用頻度や長さを考えると中学校からということになり、特に生徒数の多い蹉跎中学校から順次。ということのようです。

特に大きな震災もあり皆さんも関心事項かと思いますが、順次避難所になりうる小学校への設置も行われますのでご安心ください。

ボールなどが当たっても問題ないように網がついている?

さて今回の設置についてのポイントを幾つか紹介いたします。

■事業概要

今回は【DBO方式】という手法で事業が行われています。
※DBO方式とは設計・建設・運営(維持管理業務)については民間事業者に一括で委託をして、その設備の所有及び資金調達は市が行うというもの。
また令和5年10月11日から令和22年3月31日までの契約となります。

■技術的な特徴

今回導入された空調設備は都市ガス方式ガスヒートポンプエアコン(GHP)と言われるもので、ガスエンジンを使用したヒートポンプサイクルにより、冷暖房を行うものです。
※ご家庭で使用するものは電気で動かすもので電気式ヒートポンプエアコン(EHP)と言われます。
GHPもEHPの大きな違いはガスで動くか、電気で動くかの違いです。


このGHPの特徴としては
・通常時は省エネ性に優れている
・停電時には自立運転や電力供給が可能

ということが挙げられます。

災害における停電になった場合は自立ユニットによりバッテリーで室外機を起動、さらに発電しながら運転が可能です。コンセントからの電力供給も一定可能だということです。

実際の使用感としては想像以上に快適な状況でした。体育館は暖房機器をどれだけ使っても足元が寒い・・というイメージでしたが、暖かく快適でした。

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