大阪・関西万博を契機とした枚方市の取り組みとは?~ひらかた万博について~ | 大浜ようすけ – 大阪維新の会 枚方市議会議員
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大阪・関西万博を契機とした枚方市の取り組みとは?~ひらかた万博について~

大阪・関西万博の開催まで500日を切り、報道等でも万博関連の発信を目にすることも増えました。枚方市において万博を契機にした取り組みをしていることは皆さんご存知でしょうか?

今日は初歩編になりますが、その取り組みについてまとめました。

ひらかた万博(HIRAKATA EXPO)

2022年度より開始をしている大阪・関西万博を契機として本市の取り組みです。

https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000045502.html

一般的に万博と言われると大きな会場の用意、パビリオンなどのハコものが作られる。などのイメージがあるかと思いますが、このひらかた万博は少し違うものになります。

そもそも、このひらかた万博は国の「万博活用戦略/拡張万博」に定義されているように、大阪・関西万博の会場だけにとどまらず、その経済波及効果を関西全域に広げていこうという考えと一致している有益な取り組みだと考えます。

しかし、一方で「万博」という言葉のイメージや周知度の課題もありまだその魅力が存分には伝わっていないのが現状です。

ひらかた万博って何しているの?

では具体的にどのようなことをしているのか。

1.パビリオン事業(市域全体で参加型イベントなどを行い、ビジネス創出やまちの魅力向上に)

2.市の特産品やブランドの創出

3.新規ビジネスの創出

これらを展開しています。

自治体が大阪・関西万博が開催されることで最も期待をすることは観光やビジネスの需要が生まれ、人やお金が動くことにあります。

ひらかた万博においても、万博を契機に枚方を知ってもらい訪れてもらう、そこで新しいビジネスチャンスを生み出すなどをしていくことがシンプルな目的です。

<パビリオン事業>

にぎわい創出で多くの人を枚方に呼び込む(地域資源の活用)を軸に様々なイベントを展開しています。既に現時点で約60のイベントが開催されています。(2023年12月現在)

https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000046189.html

例えば、淀川河川公園及び淀川を活用したアクティビティの体験イベントや天野川河川敷でランタンフローティングの美しい景色を楽しめるゆのほしフェスタなどもこれらの事業の1つです。

また実は枚方市には盆踊り文化が残っており、有名な河内音頭のルーツは枚方交野地域で歌われていた交野節と言われています。そうした歴史・文化の継承(及びイベント)なども重要な事業の1つです。

<市の特産品やブランドの創出>

枚方産のクラフトビールと聞くと少しご存じの方もいるかもしれません。

枚方市穂谷地域で栽培されているホップで地ビールを生産して枚方ブランドとして展開。

また市内農家の方が栽培したサツマイモを市内の企業がたい焼きとして加工をして美味しいお菓子として販売するなど徐々にですが枚方ブランドとしての特産品も作られつつあります。

<新規ビジネスの創出>

枚方の魅力を観光資源や特産品などにより感じて多くの方が枚方に集まった先に新たなビジネスを創出をして地域経済を活性化していくということが重要です。

そのため、ひらかた万博においてはこの新規ビジネス創出ということにも力を入れています。

例えば大阪府内で初めて【空飛ぶクルマ】の試験飛行が行われたのは枚方市の淀川です。残念ながら、大阪・関西万博においては飛行ルートにはなりませんが、将来的なビジネス創出を生み出すために共創部会が作られました。あくまでもゴールは万博で終わるのではなく、将来的にも地域経済活性化につなげることだと思います。

それ以外にも新規ビジネスが生まれやすいような枚方市独自の仕組みとして【ひらかた万博共創プラットフォーム】があります。https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000046542.html

公民連携、民民による<情報共有>や<対話>を目的とした場の提供ですが実際、事業者間のマッチングなども行われており、同プラットフォーム内でマッチングが認められた場合、最大30万円の補助金を受けられる(自治体レベルで実施しているのは特徴的)という制度もあります。

現在既に114事業者が登録をされています(2023年12月1日時点)。また枚方市に限らず幅広い事業様に登録を頂けるようになっています。是非枚方への愛着をお持ちの事業者様には多くご参加いただければと思います。

少し長くなってしまいましたが、ひらかた万博は大阪・関西万博を契機にした枚方市独自の地域活性化の仕掛けというイメージが近いと思います。

さて、では最後に応援をするためにできることをご紹介したいと思います。

誰もが応援できるひらかた万博について

・ひらかた万博推進基金 https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000046755.html

・企業版ふるさと納税(事業者向け) https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000046823.html

・ひらかた万博共創プラットフォームへの参画(事業者向け)https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000046542.html

・ひらかた万博応援自動販売機 https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000048239.html

・パビリオン事業への参加 https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000046189.html

・特産品の購入やSNSでの発信

誰もができるまちを盛り上げる仕掛けとなるひらかた万博自体は有意義なことだと思います。

一方、過去議会でも度々取り上げられていますがその周知や市民の皆さまへの分かりやすい説明についてはまだまだ改善の余地はあります。多くのイベントや特産品が生まれつつある中、それが私たちの万博としての成果なのかどうかということを周知することと共にこんな新しいビジネスが枚方で生まれているのだというワクワク感を是非皆さんにお届けできるように私も情報のキャッチアップと発信は続けます。

また加えて市としても広報力を強化できるよう提言をしてまいります。

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