枚方市総合防災訓練【ひこ防’z】開催! | 大浜ようすけ – 大阪維新の会 枚方市議会議員
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枚方市総合防災訓練【ひこ防’z】開催!

本日、令和5年度枚方市総合防災訓練「ひこ防’z」が開催されました。

AM9:00には緊急避難速報が流れたことで驚かれた方も多かったかと思います。

私も地元の伊加賀小学校で行われた防災訓練にボランティアメンバーとして参加いたしました。

いわゆる避難訓練を想像していた方からすると違和感もあったかもしれません。

本日は【大阪DWAT(大阪府災害派遣福祉チーム)】の実地訓練を行っていました。

避難所開設なども含めると初の訓練とのこと(避難所外での実地訓練はされているようです)。

この聞き慣れないDWATですが、

Disaster Welfare Assistance Teamの略で、大阪府ホームページから抜粋すると、

災害時における、長期避難者の生活機能の低下や要介護度の重度化など二次被害防止のため、一般避難所で災害時要配慮者(高齢者や障がい者、子ども等)に対する福祉支援を行う民間の福祉専門職(※)で構成するチーム

とのことです。

https://www.pref.osaka.lg.jp/chiikifukushi/ddwatto/index.html#:~:text=%E5%A4%A7%E9%98%AADWAT%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95%E6%A6%82%E8%A6%81,%E6%9C%88%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

万が一の際に利用をすることになる避難所には様々な方がお越しになります。

中には、要介護等、災害時に配慮が必要な方も多いことが想定されます。

そうした方々のアセスメントを行い、避難所での生活が継続できるのかどうかなどを行政と共に判断をしていただきます。(必要な方は福祉避難所へ搬送)

一次避難所の多くは地域の小学校を設定されていることが多く、

・トイレ(車椅子や寝たきりの方への対応が難しいケースも多い)

・就寝場所の確保

などが困難な場合が多く、一次避難所での生活が難しいと判断をされる場合は市内に開設をされる福祉避難所に搬送されるという仕組みです。

パーティションと簡易ベッドが各避難所には用意されています。

こちらは災害時要配慮者向けのもので簡単に設置ができ寝心地も良かったです。

アセスメントの様子。

ちなみに福祉避難所は現在枚方市には合計25か所の提携先があります(R5時点)

https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000014911.html

ただ、必ず開設されるわけではなく一次避難所の方々の状況から開設判断をされます。(多くは介護施設などが協力先になっています。)

実際私も要介護者への聞き取りをDWATの方の指導のもとロールプレイ形式で体験させていただきました。服薬や介護支援の状況は勿論ですが、ご自宅の状態、ご家族のことなど支援をどのように行うかを判断するためにはかなり多くの項目を聞いていくことになり中には個人情報にも触れることも。

こうしたアセスメントはやはり他の方には聞かれたくないことも多いと思います。

日頃の避難所開設では検討されにくかったことも課題としてあがっていました。

実際こうした避難訓練に参加ができる方の多くは身体がお元気な場合が多く、こうした訓練を通じて気付かれた方も多かったようです。

大阪では令和元年より大阪DWATを組織化して日々災害時に皆さんの生活を少しでも助けられるよう日々訓練をされています。

最後にDWATメンバーの方がお話をされていたことが印象的でした。

「災害時には一人ひとりの自助がまずは大切。公助はすぐには届かない。それぞれの自助ができないと共助も難しい。こうした訓練を通じて自助力を高めてほしい。」

災害は防ぐことはできませんが正確な知識と日頃の準備で災害時にも生き延びる強さを身に着けることはできます。少しでもこうした気づきにつながるように私も発信を続けてまいります。

家に帰ると、子どもたちが自宅に非常口を作っていました笑。

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